夏血栓
脳梗塞が最も起こる時期はいつでしょうか?
どうしてもイメージ的には冬に多いと思われがちです
しかし、実は最も多いのは夏なのです
熱い夏場は沢山の汗をかくため、血液から水分が抜けてしまいドロドロになり、血管の中で固まってしまう事があります
これを特に夏血栓と呼び、これが脳の血管の狭いところで詰まってしまうと脳梗塞になってしまうのです
そして、この夏血栓の怖いところは症状が熱中症と似ていて見分けがつきにくく、単なる熱中症として認識されてしまう事が多いのです
しかし、夏血栓の場合は命に係わる場合が多く、急いで対応することが必要となります
以下の症状がみられた場合は、迅速な対応が必要となりますので、すぐに救急車を呼ぶなどの対応を行ってください
・片方の腕や脚に力が入らない
・ろれつが回らない
・水を飲もうとしても、上手く飲み込めずにこぼれてしまう
・口や眉毛などが片側だけが歪む
その症状は本当に熱中症によるものでしょうか?
片側だけに症状が出ていれば脳梗塞の可能性が大きいです!
暑い夏
熱中症だけでなく、怖い怖い夏血栓の予防のためにも、室温の管理とこまめな水分補給を心がけましょう