人間の寿命
2018年11月1日現在の世界最高齢の方は、日本の田中力子さん115歳です
世界最高齢だけでなく、平均寿命で世界最高を維持しています
ちなみに歴代世界最高齢は122歳
ジャンヌ=カルマンという女性でした
最近科学的には120歳あたりに人間寿命の限界があるのではないかと言われています
人間の寿命を左右しているのは、DNAの末端にあるテロメアです
テロメアは細胞分裂を繰り返すごとに少しずつ長さが短くなっていき、ある一定の長さになるとそれ以上、細胞分裂ができなくなり、その細胞は死んでしまう
現代科学では人間の老化のメカニズムはこれであるとされています
テロメアによって決められている細胞分裂の回数は生物ごとに決まっています
人間の場合は約50回
ご長寿の象徴とされるカメは108回
細胞分裂の回数と寿命の関係は深いと思われます
最近になってテロメアの長さを伸ばす事ができるテロメラーゼという酵素を生成する遺伝子が発見されました
これを人体に取り入れることができれば、寿命が200~300歳まで伸ばす事ができる可能性が出てきました
また、寿命が延びても人間の場合は内臓がダメになってしまいます
その内臓を常に新しいものに交換し続けていけば2000歳まで生きていけるという説もあります