治療について考える
血圧が高い方に、「どんな治療をされてますか?」とお聞きすると、ほぼ100%の方が「医者に行って薬をもらっています。」という答えが返ってきます。
血圧の薬はよく、一度飲み始めたら、ずっと飲まなくてはいけないと言われています。
これって、本当の意味で治療になっているのでしょうか?
治るという言葉には二通りの意味があります。
①治癒・・・完全に病気が治って、もう治療が必要ない状態
②寛解・・・症状が軽減して、一時的に病気が治まっている状態
先の血圧の話でいうと②に該当します。
原因があり、それを治す。
それが本来の治療だと思います。
天井から雨漏りがしていて、バケツを置いて漏れてきた雨水を受けていれば床は濡れないでしょう。
でも、天井を直さない限り永久にバケツで受け続けなければなりません。
血圧が高くなる理由は様々ありますが、多くは塩分の過剰摂取と運動不足でしょう。
だから、血圧をコントロールしようと思うと、薬だけに頼りきりにならずに食事と運動を見直さなければなりません。
健康は大きく3つの柱から成り立っています。
先述の食事と運動に加えて休養。
このバランスが取れて初めて健康が成り立ちます。
あくまで、薬はその補助であり、この世の中に病気を治癒させる薬はほとんどありません。
そして、恐ろしい副作用にほとんどの方が気が付いてません。
本気で病気を治そうと思うのなら、今受けている治療を根本から見直す必要があるのかもしれません。