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痩せると痩せ衰えるの違い

前回、話題に挙げた水分の話は除外すると

体重は

①消費カロリー

②摂取カロリー

この二つの関係で増減します

①>②なら体重は減少

①<②なら体重は増加

だから、ダイエットを考える際

①>②の状態に持っていくことになります

①を増やすかを減らすか

しかし、①を増やしてダイエットすることの難しさは周知の事実です

前回話したように

ウォーキングを毎日30分しても1か月でたったの600gほどしか痩せません

一時期ベストセラーにもなりましたが

『ダイエットは運動が1、食事が9』なんて本がありました

ですので、いかに食事を減らすか、そしてそのストレスに立ち向かうのかに焦点が当たります。

一般的に、1日の摂取カロリーを1300k㌍以下に落とせば、ほっておいても体重は落ちていきます

ただし、先の本でもありますが運動が1ということは運動も重要です

なぜなら、痩せるのと痩せ衰えるのは違うからです

体脂肪が落ちてスリムな体になるのが痩せることで

脂肪と一緒に筋肉まで落ちてしまうのが痩せ衰えるということです

なぜ痩せ«衰える»という表現を使うかというと、筋肉量の低下は基礎代謝の減少をもたらし、痩せにくい体が出来上がってしまうからです

 

体はエネルギー不足になると体脂肪を燃やしてエネルギーを賄いますが、あまりにもそれが多い場合は糖新生という現象が起こります

体にあるたんぱく質を分解して新たに糖質を作り出して、それをエネルギーにするのです

ですので、痩せ衰えないためにも筋肉の維持を図る必要があります

その時に必要なのが運動と筋肉の材料のたんぱく質です

このたんぱく質をダイエット中はしっかり摂取することが重要になってきます

これらをしっかり行うことで衰えることなく痩せることができます