物忘れと認知症の違い
物忘れと認知症の違いは何でしょうか?
物忘れは年齢に関係なく誰にでもあります
人間は忘れる動物だからです
しかし、歳を取って物忘れをした際に自分は認知症では?と不安になる方は多いと思います
これだけテレビや新聞等で認知症が取り上げられていれば、年齢を考慮すると自分が認知症ではないかと思ってしまいます
よく頭の中は物をしまっておく引き出しに例えられます
歳を重ねる事に物が増えて、どの引き出しに何をしまったかわからなくなります
ハサミをどこにしまったか?
爪切りはどこに入れたかな?
こういった物をしまった場所がわからなくなるのは、物忘れになります
しかし、しまうという行為自体を忘れてしまう
これは物忘れではなく、認知症の兆候です
まずは周りの方から見て、その人が少しおかしいなと思ったら、ほとんど認知症の疑いがあると思われます
長谷川式の認知症検査などがあります
いろいろ質問に答えてもらったり、計算をしたり
なかなか脳の中の話なので、それだけで判定するのは難しい
先の話を用いるなら、前日の夕食について聞いてみて頂きたい
何を食べたか忘れているのは、物忘れ
食べたかどうかわからなくなっているのは認知症となります