運動の負荷
よくテレビで運動が紹介されていて、それを何回やってください等の説明がなされます
テレビなので不特定多数の方が見るので、そういう説明するしかないのでしょうが、これでは意味がないというものが多くなっています
運動の負荷は個人で当然に違い、また、その目的によっても変わるからです
例えば10㎏の重りを持ち上げるのでも男性、女性また年齢によって感じ方が違います
ある人には軽すぎる
ある人には重すぎる
何のためにしているのか?
運動において運動の負荷の決め方は沢山ありますが、一般的にはRM(レぺテーションマキシマム)を使うのが経験的に最善であるように思います
レップス、つまりその動作を何回繰り返せるのかで負荷を決めます
それを一回すると二回目は全くできない負荷を1RMとして
その約80%くらいが10RMになります
これぐらいの負荷で限界まで行えば筋力の最大値が上がり
それ以下で回数を重ねると筋持久力が上がります
あまりにも低すぎると単なる有酸素運動となり目的が変わっていきます
運動の仕方や種類はマネしても良いですが、負荷に関してはしっかりした考えのもとに行わないと何のためにやっているのかわからなくなります
そして結局求めている効果が得られずに燃え尽きてしまいます
まずは自分を知る
自分の能力を知る
ここから目的に応じて負荷を決めていかなければなりません
また、筋力がアップしたりした際は数値を改めなければなりません
運動には過負荷の原則とつ漸進性の原則いうものがあり、今の数字が全てではなく常に進歩した分を上乗せして常にある程度決まった負荷を掛けなければ昨日の工場は止まってしまいます
常にこういう意識をもって自分の今に対して適正な負荷を考えていきましょう